第9回介護離職防止対策シンポジウム 介護離職した理由、
介護離職しなかった理由~7人の介護者の決断

2016年に「介護離職ゼロ」が提唱されて約9年がたちました。
介護離職防止対策や仕事と介護の両立支援に取り組む企業が増える中介護離職者は10万人前後を推移しています。
2024年育児・介護休業法が改正されたことをきっかけに、企業の介護離職防止並びに仕事と介護の両立支援への興味は加速しているように感じます。
だからこそ、いままでの延長で介護離職防止対策等の取り組み構築をするのではなくいまこの時期に育児・介護休業法が改正された意味を一度原点に戻って介護離職から考える、そんな機会を作りたい、と今回のシンポジウムを企画しました。

介護離職するもしないも、最終的には個人の決断です。
その決断には必ず理由があります。決断に至る背景を垣間見ていただき、介護離職防止対策を企画するその前に従業員に向き合うことを改めて考えて下さい。

今回のシンポジウムでは7人の介護経験者の声を届けます。
介護離職とは何なのか、国が企業が個人が考えるべきことは何なのかを参加者と共に一緒に考える、有意義な時間になることお約束します。

一社)介護離職防止対策促進機構 代表理事 和氣美枝

シンポジウムの概要

開催日時 2025年7月29日(火)13:30~16:30

13時15分より受付開始

1部:13:30-14:40(オープン 来場・配信いずれもどなたでも参加できます)
介護離職した者/介護離職しなかった者、2名の介護経験者による発表

2部:15:00-16:30(クローズ 会場来場者のみ参加いただけます)
介護離職した者/介護離職しなかった者7名によるパネルディスカッション

主催 一般社団法人介護離職防止対策促進機構
会場 航空会館ビジネスフォーラム

〒105-0004 東京都港区新橋1-18-1 航空会館701、702

費用 オンライン:無料
会場:無料
定員 会場:100人
参加 どなたでもご参加いただけます

取材希望の方は一般社団法人介護離職防止対策促進機構事務局まで連絡をお願い致します。

オンライン配信

YouTube(1部のみ配信・アーカイブ配信はありません)
※投影資料並びに、事例集のダウンロードは出来ません。

登壇者

第1部 発表

工藤広伸氏/介護離職経験者 プロフィール
介護作家
34歳の時、都内企業在籍中に岩手にいた父が脳梗塞で倒れ介護離職。
2012年40歳の時に認知症の祖母と母のダブル遠距離介護が始まり、2度目の介護離職を経験する。
現在は全国の企業や自治体などでの講演、執筆活動を中心に、認知症で難病を抱える母親の遠距離在宅介護を年間約20往復ペースで行っている。
著書
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所:2025年)
親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社:2023年)
親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社:2020年) 他
ブログ
「40歳からの遠距離介護」https://40kaigo.net/
Voicy
「ちょっと気になる?介護のラジオ」https://voicy.jp/channel/1442
近藤雅子氏/介護離職しなかった者
プロフィール
合同会社労務トラスト EAP事業部部長
介護離職防止対策アドバイザー
臨床心理士
精神科クリニック心理職を経て私立中学・高校にスクールカウンセラーとして勤務。
大手メーカーの企業内カウンセラーを経て,EAP会社2社に管理職として勤務。
従業員のカウンセリング、人事労務担当者・管理職へのコンサルテーション、ストレスチェック、ハラスメント相談、職場復帰支援、CISM(職場の惨事後のケア)等EAPの実践に携わる。
その後、慶應義塾大学大学病院精神・神経科に所属し、大手電機メーカーの職場復帰支援業務を担当。
現在は合同会社労務トラストにてメンタルヘルス・ハラスメント研修等で講師活動を行うほか、後進の育成と共に予備自衛官としても活躍の場を広げている。

第2部 パネルディスカッション

A氏:実家丸ごと次々介護(介護離職防止対策アドバイザー🄬)
B氏:人事部だって介護離職(介護離職防止対策アドバイザー🄬)
C氏:年に20往復の遠距離介護中
D氏:キャリア迷子介護離職(介護離職防止対策アドバイザー🄬)
E氏:一人っ子3人同時介護中(介護離職防止対策アドバイザー🄬)
F氏:父以外私しかいなかった遠距離介護中
G氏:去年から両親介護が始まった介護初心者(介護離職防止対策アドバイザー🄬)
X氏:介護離職者のいた職場の管理職として

2部ファシリテーター

島影真奈美氏
プロフィール
介護離職防止対策アドバイザー🄬
40代で一念発起し、大学院に社会人入学した矢先に、夫の両親の認知症が立て続けに発覚。
「介護のキーパーソン」として別居介護に取り組むことになり、仕事・研究・介護のトリプル生活がスタート。
現在は介護ライターとして執筆活動を行う傍ら、排泄センサー「ヘルプパッド」(株式会社aba)の広報も務める。
著書に『子育てとばして介護かよ』(KADOKAWA)、『親の介護がツラくなる前に知っておきたいこと』(WAVE出版)。
取材・構成に『ひとりじゃないきー認知症と診断された私がデイサービスをつくる理由』(山中しのぶ著・中央法規出版)等多数

来場特典

投影資料並びに介護離職した者/介護離職しなかった者7名の事例集

以下の10の設問に7人の介護経験者が回答した事例集

Q1仕事と介護の両立歴
Q2介護・看護が始まってから今までの職歴、転職原因
Q3* 当時は介護離職だと思っていた?思ってなかった?
思っていなかったとしたら、あの時の選択はあなたにとって何でしたか?
Q3* 辞めようと思ったことはあるか、それでも辞めなかった理由
Q4 言われて嬉しかった言葉・腹が立った言葉・イラっとした言葉(シチュエーション込で)
Q5 「介護」が始まったことはどのように気づきましたか
Q6 介護・看護が始まったときに介護等に使える知識や情報をどの程度持っていましたか
Q7 介護・看護が始まったとき、誰を頼りましたか、その決断をした理由を教えてください
Q8 介護・看護に関わっていることを職場に報告しましたか?その決断の理由を教えてください。
Q9 仕事をするうえで介護・看護が影響を及ぼしたことはありますか
Q10メッセージ

*介護離職経験有り/無しで設問がことなります。

申込のご案内

会場案内

◆住所

航空会館ビジネスフォーラム
〒105-0004 東京都港区新橋1-18-1 
『航空会館701、702』

◆アクセス

JR新橋駅 日比谷口 徒歩6分
地下鉄 東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅 出口 徒歩6分
地下鉄 都営三田線 内幸町駅 A2出口 徒歩1分
地下鉄 東京メトロ銀座線 虎ノ門駅 10番出口 徒歩8分

◆電話番号

03-6811-7017